2007年08月07日

Posted by むうちゃん
at 00:05
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健康食品

ダイエットに関係する健康食品(5)

■■健康食品■■


その他の健康食品(続き)


前回のブログでは、健康食品市場が成熟してきたことをお書きしましたが、まだ少し課題が残っています。


1) 有用性に関しては、臨床試験方法(プロトコール)の統一性をとるのがまだ難しいことがあります。加えて、本当に有効なのか、検証が必要なことがあります。

2) 安全性に関しては、植物を抽出したエキス原料(バルク)の場合、重金属試験、残留農薬や微生物試験の実施が完全に実施されていることの確認が必要です。また、有効成分を含むわけですから、本当は摂取量の上限の設置が必要かもしれません。さらに、現在服用している医薬品があった場合、有効成分と何かしらの相互作用がないのか、また妊婦や胎児に対する影響はないのか、明らかにされる必要があります。

3) 健康食品の中には、かって医薬品であったものが、使用されているケースがあります。CoQ10がその一例で、現在では発酵法で製造されるこの化合物は、心不全治療薬でした。薬であったときには、薬ですから投与量の上限があったにもかかわらず、健康食品となってからは摂取量が大きくなった、といったケースもあり得ます。アミノ酸やビタミン類も医薬品としてならば上限があるものの、健康食品としてはどう表記されているのでしょうか。

4) 健康食品をとっていて、何かしら体調に問題を生じた場合には、直にやめるべきです。つぎのサイトを参考にしてください。


http://hfnet.nih.go.jp/


☆☆☆ 過剰摂取だけは避けたほうがよいと思います。




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