2007年07月25日

Posted by むうちゃん
at 23:40
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食事のコントロール

食事のコントロール(1)

■■食事はどうとるべきか(1)■■


□ 日常、口にする食べ物について、ダイエットを行う場合には、量の制限はもちろん必要なのですが、種類の制限はあるのでしょうか。基本的に炭水化物、脂肪、たんぱく質、ビタミン、ミネラルのバランスの良い食事が望まれます。ただ、摂りすぎると問題となる栄養素がある様です。


□ 先ず、単位重量当たりのカロリーが高いのは、何といっても脂肪です。

1) 必要な栄養素ですが、摂りすぎては肥満を治せません。さらに、脂肪は体内で分解されると、脂肪酸となりますが、これには、2重結合を持たない「飽和脂肪酸」と2重結合を有する「不飽和脂肪酸」に大別されます。
2) 「飽和脂肪酸」はパルミチン酸に代表され、肉類に多く含まれ、血液中のコレステロール値を上昇させます。この場合、善玉及び悪玉コレステロール値をあげますので、一長一短がありますが、やはり摂り過ぎては、動脈硬化を招いて、心筋梗塞や脳梗塞を招き易くなります。動物性脂肪の過剰摂取は問題となるのはこのためです。
3) 「不飽和脂肪酸」の中では、オリーブオイルによく含まれるオレイン酸が、一価不飽和脂肪酸であり、血中のコレステロール値を上げません。したがって、健康によいとされていますが、高カロリーなのでダイエットのためには、やはり過剰摂取はさけるべきです。
4) 二価の不飽和脂肪酸は、リノール酸がその代表ですが、善玉及び悪玉コレステロールを共に下げてしまいます。リノール酸は一般の植物油脂に多く含まれますので、通常の生活では、摂取量が多すぎる傾向にあるとさえ報じられています。そこで、例えば、エゴマを精製したα-リノレン酸を摂取することによって、バランスを保とうとする考えが、健康食品業界にはあります。
5) 多価不飽和脂肪酸は、魚に多く含まれるEPAとDHAがその代表で、血栓を防ぐ作用があります。しかし、過剰摂取によって、今度は血が止まりにくくなることになります。
6) 「不飽和脂肪酸」は、また活性酸素の攻撃を受けやすく、ラジカルを生成し、過酸化脂質になりやすので、発ガンや動脈硬化症の遠因になる可能性があります。
7) 脂肪は細胞やホルモンの生成に不可欠な成分で、同時にエネルギー蓄積に欠かせない栄養素です。しかし、その働きは実に複雑です。
8) しかしながら明らかなことは、過剰摂取を避け、また、古い揚げ物や古い油は酸化されている可能性が高いので避けるべきです。
9) ただ困ったことに、脂肪には、何かしらの耽溺性があり、過剰摂取を止め難いところがあります。個人的には、料理の幅は少し狭くなりますが、日本料理味つけの決め手、「出汁」がある程度、代替できるものではないかと思っています。


☆☆☆ 管理人は就眠前凡そ3時間以内には、極力、食べ物を口にしないことにしました。




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